【体温を上げて免疫力アップ①】 まずは自分の正しい平熱を知ろう

暮らし

『体温を一度上げればあらゆる病気が消えていく』

健康的に過ごすためには、体温を高く保つことが非常に重要だそうです。

「原因がわからないけれど、なんだか身体の調子が悪い」ということはありませんか?

その症状はもしかしたら低体温のせいかもしれません。

体温の重要性

私達の体は36.5度から37度の体温で最もよく働くように出来ています。

36.5度から体温が一度上がると免疫力は5〜6倍アップし、一度下がると免疫力はなんと30%も低下します。

サルモモ
サルモモ

びっくり!体温ってかなり重要なんだね

また代謝も体温が一度上がると12%上がり、一度下がると12%低下するんです。

同じ物を食べても、自分だけ痩せないという方の原因はもしかしたら低体温にあるのかもしれません。

免疫力をしっかり高めてあらゆる病気を遠ざけたければ、36.5度から37度の体温を維持することが大切です。

冷え性と低体温の違い

冷え性と低体温、同じようなものと思っていましたが、全く別物であるということです。

サルモモ
サルモモ

へーそうなんだ

冷え性だから低体温なんだと思ってた

冷え性

「冷え性」は人が寒さを感じない程度の温度環境で、手足、下半身などが冷えて辛いと感じる自覚症状のこと。
指先などが冷たくなっても、身体の中心部の温度は正常なことが多くあります。

主な原因は、自律神経やホルモンの乱れ、ストレスなど。
また筋肉量の低下によりうまく熱を作れなかったり、末端まで熱を運ぶ力が弱まっているためとも言われます。

低体温

「低体温」は深部体温が下がってしまうことをいいます。

深部体温とは脳や内臓などに体の中心部の温度のことで、自分で計ることは出来ません。
目安として脇の下で計る平熱が35度台と低めなら低体温と言えるようです。

低体温は自覚症状が現れにくく、気づかないうちに体温が下がっていることがあるため注意が必要です。

低体温になると、全身の新陳代謝が滞り、免疫力低下、風邪、アレルギー症状などが発生しやすくなります。

そのほか感染症や脳血管障害、糖尿病など身体に様々な不調が出やすくなる可能性があり、疲れ、肩こり、月経痛、不眠などの原因にもなるそうです。

サルモモ
サルモモ

低体温って怖いね

くうすけ先生
くうすけ先生

癌にもかかりやすくなるんだよ

自分の平熱を知る

低体温は自覚のないまま進行することもあるため、まずは自分の平熱を知ることがとても大切です。

ここ数年はコロナ対策もあり、体温を測る習慣が多くの人に根付いていると思います。

しかし非接触の体温計があちこちに設置され手軽に測定できるのはいいのですが、体温計によって測定される数値がかなり違うと思いませんか?

私は自分の平熱が一体何度で、どの体温計で計るのが正確なのかよくわからなくなりました。

測定部位による体温の違い

体温は測定部位によって温度差があり、それは外気温や動作などの影響を受ける部位か受けない部位かの違いによるものです。

最も影響を受けないのが直腸で、ほぼ完全な体腔の温度を得ることができるそうです。
直腸温の平均は37.5度程度です。

口腔は飲んだり食べたり話たりすることで多少影響はありますが、粘膜腔であるため腋窩よりも影響は少ないです。
口腔温の平均は37.2度程度です。

腋窩を閉じることで体内の温度が伝わり、皮膚からの熱の放散を防いで体腔温に近い温度が得られるようになります。
腋窩温の平均は36.5度程度です。

サルモモ
サルモモ

計る部位でこんなに違いがあるんだ

ちなみに私は自宅では口腔体温計で計測していましたが、この違いを知らなかったため平熱が上がったと喜んでいましたが、腋窩で測定すると35度台の時もあるので残念ながら低体温気味です。

女性の基礎体温

女性の場合は排卵の関係で低温期と高温期が一定のサイクルで繰り返されます。

基礎体温の周期

  • 月経が始まると体温が下がり、約二週間低体温期が続く。
  • 排卵すると体温は上昇し、次の月経まで約二週間高温期が続く。
  • 二週間経っても高温期が続き月経にならなければ、妊娠の可能性あり
  • 体温が上がらず低温期が続いていたら、排卵が起きていないかも

女性の場合はこの周期を踏まえて体温測定を継続することで、自身の平熱とホルモンバランスが正常に働いているかどうかを知ることが出来ます。

基礎体温の測り方

  • 婦人体温計を使用し口の中で測る。
  • 朝目覚めたら体を動かさず寝たままの状態で体温計を舌で押さえ、口を閉じたまま、検温中は口で息をしないようにする。
  • 検温後は基礎体温表に記録。


私は以前生理不順で毎朝基礎体温を測っていましたが、ここ最近はとても順調なので特に気にはしていませんでした。

しかし免疫力を上げるためには体温を上げることが最も重要と聞き、最近また計測をしています。

腋窩体温計でも口腔体温計でも、同じものを使用し毎日測定していくことが大切です。

まとめ

体を冷やすことは絶対に良くないということは分かっていましたが、冷え性と低体温の違いや、自分の平熱はそもそも一体何度だろうと思い、今回いろいろと調べてみました。

思った以上に低体温には恐ろしいリスクがあり、今すぐにでも体温を上げる対策が必要だということが分かりました。

次回は低体温の原因と対策をまとめてみます。

くうすけ先生
くうすけ先生

次回も見に来てね

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